アザレアツバキ

 

比較的近年に発表され、最近になって日本に導入されたツバキ属の原種。最大の特徴は開花期にあり、7月から咲き始める(写真の株は7月30日くらいから咲き始めた)。写真の花の直径は11~12cm。「ツバキ」と名の付く夏咲きの植物にはナツツバキもあるが、ナツツバキはツバキ科ではあるがツバキ属の植物ではない。アザレアツバキは真夏に咲くツバキ属の植物である。ヤブツバキなどとの交配により、夏咲きや四季咲きのツバキの誕生が期待される

 

※実際は、6月~9月まで咲く

 

アザレアツバキ(アザレア椿) カメリア・チャンギー

学 名 Camellia changii (異名/Camellia azalea)

分 類 ツバキ科ツバキ属

原 産 中国広東省(詳しい産地は公開されていないという)

タイプ 常緑樹

栽 培 耐寒性はやや弱いが(最低越冬気温零下5℃前後という)、その点を除くとヤブツバキなどと同様の条件でよく育つようだ。カンツバキなどの台木に接がれたものが出回る。日本における開花期は7~10月