山川校区コース - 久留米市世界のつばき館

山川校区コース

■散策ルートの概要

全長：約5km　所要時間：約1.5時間

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筑紫平野の南辺に位置する山地の北縁は、水縄（耳納）山地と呼ばれます。この水縄山地は、活断層により形成された地形で、10断層で構成された「水縄活断層系」の山地です。久留米市からうきは市にかけて約20kmで認められています。『日本書記』にも残るわが国最古の地震の跡で、平成9年には、国の天然記念物に指定されています。

この八幡宮では、毎年9月15日、神事として花火動乱蜂が開催されます。

動乱蜂が飛び交うような豪快な仕掛け花火で、県の無形民俗文化財に指定されています。江戸時代より伝わる神事で、蜂が怒り狂って飛び散るように火炎が上がる様子が、その名の由来です。直径2.5ｍ高さ４ｍの蜂の巣状の花火が点火されると、大音響とともに火花が夜空に舞います。

花火動乱蜂は、昔は、指の太さ位の破竹（大小の太さ）に火薬を詰めたものを、王子若宮八幡宮の神社脇の木に吊るして着火したそうですが、近年になると危険であるということで、この池に場所を移し、水面の方向に花火を上げるようになりました。

地元の方々により作られた四百段にものぼる石段で、その両側を桜が囲んでおり、桜のシーズンは見事な景観です。

６～７世紀からの社で、高良大社のちょうど中継地点にあります。後背の山は鶴ヶ城跡と呼ばれ、戦国時代の戦場となったところです。

明治の文豪・夏目漱石は、旧制第五高等学校教授時代に5回ほど久留米を訪れています。明治32年の正月に、漱石は山川を訪れ、「親方と呼びかけられし毛布哉」と句を詠んだと言います。この句が句碑として建てられました。

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