■2020.5月1日(金)   ヤマアジサイ開花‼(庭園)

 久留米市世界のつばき館は、新型コロナウィルスの感染防止の為、5月31日まで休館を延長する事になりました。つばき館では、椿の花も終わり新芽の季節を迎えています。今は紫陽花が花芽をつけ始めて、ヤマアジサイは、既に咲き始め青紫色の趣きのある花を咲かせています。他のアジサイたちも、5月の中旬頃には、素敵な花を咲かせてくれると思います。早く、コロナが終息して皆様がいらしゃることを、心待ちにしております

■2020.5月8日(金)   夏椿(別名 シャラノキ)開花!

 

 今年は例年より暖かいのでつばき館のガラスハウスの中の夏椿が開花しました。

去年から比べると10日ほど早いようです。

また、山辺道文化館では桃色夏椿も咲き始めています

■2020.5月12日(火)  つばきの小径・つばき園の今!

 臨時休館から3ヶ月を過ぎ、コロナ収束の出口が見えつつある本日、ここ「世界のつばき館」から「つばきの小径」を通って「つばき園」まで行ってみました。ゆっくり歩いても10分ほどの道のりです。さわやかな風とウグイスの声が響き渡る中、ほとんどの椿は、ツヤツヤの黄緑の新芽を伸ばしています。「つばき」という名の由来もこの艶のある葉の様子からきたそうです。早咲きの椿ではもうビー玉くらいのをつけているものもあります。その一方、遅咲きの「久留米玉手箱」や「紀州司」は、今まさに花の真っ盛り!丸い大きな蕾と八重咲の赤や絞りの花をたくさんつけ、木の下には花びらの絨毯が広がっています!

■2020.5月15日(金)   雨の金曜日!

 やっと緊急事態宣言解除された福岡県。さて、本日は久しぶりの。草野町から見える耳納連山はまるで水墨画のようです。「世界のつばき館」がある草野町は昔から植木果物の産地。今、柿畑には新緑の葉の間に柿の花がたくさん咲いています。また、みかんの花白い花をつけ辺りにいい香りを漂わせています。イチョウも新芽を空に向かって伸ばし、恵みの雨になりました。

 開館が決まりましたら、お知らせいたしますので、どうぞお楽しみに!

   柿の花      みかんの花      みかんの花     イチョウの新芽   タンポポの綿毛

■2020.5月19日(火) 本日開館しました。

 

 緊急事態宣言が解除され久留米市世界のつばき館も開館いたしました。

いつの間にか椿も新緑の季節を迎えております。

地元の草月流の方に花もいけていただきました。スモークツリー・カラー・ユリ・を使った作品で【霞む明日に希望】というテーマだそうす。

一日も早くコロナ収束を願っているところです。

 

■2020.5月22日(金) つばき園【常緑コブシ・マングレッティア】開花!

 開館して4日目の本日、30度近い気温の中「つばき園」に行ってみると、ホトトギスの声が響く中、大振りピンクの花が目にとまりました。見ると、平成20年に東京都練馬区から寄贈された【マングレッティア】別名【常緑コブシ】とのこと。普通のコブシは、落葉広葉樹ですが、この常緑コブシは、モクレン科の特徴的な花芯があるものの、まさに常緑樹。タイサンボクもモクレン科の常緑樹なので、コブシやモクレンよりもタイサンボクに近いのかもしれません。ただ、詳しい資料がないので、現在調べているところです。

 また、つばき園には、よく見ると木々の間に椿の残り花や、ヤマボウシの白い花、足元には可愛い草花も見られますので、どうぞ散策に来られませんか?

  看板         つぼみ       木の全景      ヤマボウシ     ニワゼキショウ

■2020.5月23日(土)  水彩画展示~

 椿の季節も終わり、ツツジ、さつきの時期も過ぎたこの頃ですが「つばき館」の情報展示館では草野町在住長嶋礼子さん水彩画の作品を展示しております。花弁の一枚一枚、輝く葉のつや、枝の一つ一つが写実的に描かれており、絵を見ていると、その椿から耳納北麓の風景への広がりも想像され、心癒される作品です。ちなみに椿の花言葉は【控えめな優しさ】長嶋さんのお人柄そのものを表すような素敵な作品です。

 また、つばき館には絵はがきの数々も展示販売しておりますし、長嶋さん作の絣の人形たちも展示しておりますので、どうぞお気軽にお立ち寄りください!

■2020.5月26日(火)  【鉢物展示の紹介】

 再びの開館からちょうど一週間。さびしかった「つばき館」にも花の植木鉢が地元の生産者の方から届き、明るく華やいだ雰囲気になってきました。右のピンクの花は「珍花さつき」の【はなびん】丹精こめて育てていただいた鉢物です。その他にもさつきの仲間の【日の丸】【若恵比須わかえびす【千裕ちひろ】【丸葉さつき】それから館内の生け花にも使われている【スモークツリー】や【トラノオ】【フウチソウ】の鉢も展示しております。新型コロナウイルスによる緊急事態が解除されたとはいえ、まだまだ油断できませんので、来館の際には検温マスク着用などご協力をお願いしているところですが、ここ「世界のつばき館」は無料の休憩所にもなっておりますので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。

  日の丸    若恵比須(わかえびす) 丸葉さつき   スモークツリー   トラノオ    フウチソウ

■2020.5月27日(水)  【ガラスハウスの椿の実

  椿の花が終わり、新芽も勢いを増し椿の実も少しずつ大きくなってきました。椿の種類によって、実もそれぞれ違う顔をみせてくれます。

ガラスハウスの椿も、今、たくさんの実をつけています。花はありませんが、それぞれの木の中に実を見つける楽しみがあります。同じキンカチャの仲間でも感じの違う実をつけたり、そんなに大きい花でないヤブツバキが、意外と大きな実をつけたりしています。一番目を引くのが、ギガントカルパの実です。今年も大きな実をつけてくれました。昨年取れた実も展示しています。是非、一度見に来られてはいかがでしょうか。 

(左の写真はギガントカルパの実です。)

    ラピデア       フラバ(キンカチャ節)    ヤブツバキ       キンカチャ        ボウジョウキンカチャ  

■2020.5月28日(木)  ~つばき園情報~

    ①ピンクの花・樹木の名前判明!

 先週、紹介していた常緑コブシマングレッティアのことがやっと分かりました。正式にはモクレン科モクレンモドキ属の【紅花木蓮べにばなもくれん】中国原産の樹木で、ここ数年日本にも入ってきているようです。ところで、木蓮という名は木に咲く蓮(はす)からきたそうで、まさにそんな感じです。スイレンの季節も間近。吉木の堤のスイレンも、もうすぐ咲きそうです!

    ②タイサンボク開花

 つばき園のほぼ中央に大きなタイサンボクの木があります。見上げると白い大きな花がいくつか咲いています。去年もちょうど1年前に開花を確認したことでした。タイサンボクはよくお寺に植えてあるようですが、モクレン科の常緑樹で花びらがクチナシのように分厚く、甘い香りがします。

 

 シャクナゲの仲間も頑張ってまだ花をつけていますし、桃色夏椿の花もヤマボウシの花も咲いています。

 散策がてら、これらの樹木を探しに来られませんか? 詳しくは「つばき館」にお尋ねください。

 紅花木蓮の花の跡   タイサンボクの全景   タイサンボクの花    シャクナゲ      桃色夏椿